退職したい・会社を辞めると決めたら、まず何をする?退職までにやることロードマップ
退職したいと思ったら、まず就業規則と雇用契約書で退職の申し出期限を確認し、次に転職先を決めてから辞めるか、生活費は足りるかを整理します。申し出期限に間に合うよう、退職理由・希望日・引き継ぎの案をまとめましょう。
【PR】BATONは、選択したフォルダの資料から取引先、進行中の案件、直近90日の動きなどを整理し、元資料を確認できる引き継ぎシートを作成します。退職する本人の仕事の棚卸しには、BATON Personalを利用できます。
本記事では、上司に伝える前の確認から面談の進め方までを5つのステップで解説します。
更新日:2026年10月27日。BATONとBATON Personalの提供内容を紹介する箇所には【PR】を表示しています。
退職したいとき、まず何から始める?最初にすることの順番
退職準備は「会社のルール確認 → お金と転職の計画 → 理由の整理 → 日程決め → 上司へのアポ」の5ステップで進めます。最初の4ステップでは、上司に伝えるための案を整理します。退職日や引き継ぎの担当・範囲は、申し出た後に上司と確認しましょう。
| 順番 | やること | 主な確認項目 |
|---|---|---|
| STEP 1 | 就業規則・雇用契約書の確認 | 申し出期限、申し出先、必要書類 |
| STEP 2 | 転職と生活費の計画 | 入社日、初回給与日、毎月の支出 |
| STEP 3 | 退職理由の整理 | 今後の希望、伝える順番 |
| STEP 4 | 退職日・最終出社日の設定 | 有給休暇の残日数、引き継ぎ期間 |
| STEP 5 | 直属の上司へのアポ | 15分程度の個別面談の調整 |
各ステップの確認事項をチェックリストで確認したい方は、退職準備の4つの確認事項と手順もあわせて参考にしてください。
STEP 1:就業規則と雇用契約書で「退職の申し出期限」を調べる
最初にすることは、就業規則と雇用契約書で、退職の申し出期限、申し出先、必要書類を把握することです。「退職日の1か月前まで」などの期限がある場合は、希望する退職日から逆算して準備を進めます。
確認しておきたい項目は次の3つです。
- 退職の申し出期限(例:「退職日の1か月前まで」)
- 申し出先(直属の上司か、人事部門か)
- 必要書類(退職届・退職願の様式や提出方法)
就業規則の「1か月前」と民法の「2週間」はどちらが優先?
期間の定めのない雇用契約では、民法上、退職の申し入れから原則として2週間が経過すると雇用契約が終了します。就業規則の期限が、そのまま法律上の最低期間になるわけではありません。
ただし、円滑に進められる状況であれば、社内の手続きに沿って余裕を持って申し出ましょう。後任の手配や引き継ぎの時間を確保できるほど、退職までの関係が保ちやすくなります。
契約期間が決まっている場合は何を確認する?
契約期間が決まっている有期雇用では、扱いが異なります。雇用契約書で契約満了日と、途中退職の条件を確認しておきましょう。
STEP 2:「転職先を決めてから辞めるか」を決める
次に、在職中に転職先を決めるか、退職後に転職活動を行うかを整理します。どちらを選ぶかで、必要な貯蓄額と退職日の決め方が変わります。
在職中に転職活動するなら何を確認する?
収入の空白期間を抑えたい場合は、在職中に活動するのが基本です。次の職場の入社日だけでなく、初回給与の支給日まで確認しておくと、生活の見通しを立てやすくなります。
入社日が決まれば、そこから逆算して退職日と最終出社日を設定できます。STEP 4の日程決めにそのまま使える情報です。
退職後に活動するなら貯金はいくら必要?
退職後に活動する場合は、家賃、食費、光熱費、通信費、返済など、毎月必要な支出を洗い出しましょう。現在の手取り収入と生活費を比較し、退職までに増やせる貯蓄も確認します。
例えば、毎月の生活費が20万円で、収入のない期間を4か月と想定するなら、生活費だけで80万円が必要です。
| 想定条件 | 金額 |
|---|---|
| 毎月の生活費 | 20万円 |
| 収入のない期間 | 4か月 |
| 生活費の合計 | 80万円 |
| 別に見込む費用 | 税金、健康保険料、年金保険料、転職活動費 |
退職後に支払う税金や健康保険料、年金保険料、転職活動費は、生活費とは別に見込みます。手元の資金で何か月暮らせるかを、退職を伝える前に把握しておきましょう。
STEP 3:退職理由を「自分の今後の希望」で整理する
退職理由は、事実に沿って、自分の今後の希望や事情を中心に簡潔にまとめます。「今後は別の分野で経験を積みたい」「働き方を見直したい」など、自分が決めた方向性を伝えると話の軸が定まります。
本音の不満はどこまで伝えるべき?
人間関係や待遇への不満を細かく説明する必要はありません。不満を並べると議論が「改善するから残ってほしい」という方向に進みやすく、話がまとまりにくくなります。
一方で、実際にはない家庭事情や転居予定を作る必要もありません。事実と異なる理由は、後で説明が食い違う原因になります。
同僚への影響が気になって決めきれない場合は、辞める判断基準と引き継ぎの決まりで考え方を整理できます。
上司にはどんな順番で伝える?
伝える内容は「理由 → 意思 → 希望日」の順に整理します。例文は次のとおりです。
- 「今後のキャリアを考え、別の分野に挑戦するため退職を決めました。希望日は〜です。引き継ぎについてご相談させてください」
引き止められたらどう答える?
引き止められた場合も、退職の意思が固まっているなら、その点を落ち着いて一貫して伝えましょう。「相談」ではなく「決めたこと」として話すと、話が振り出しに戻りにくくなります。
STEP 4:希望する退職日・最終出社日を決める
希望する退職日は、転職先の入社予定、引き継ぎに必要な作業、有給休暇の残日数の3点を確認して設定します。日付は1つではなく、「退職日」と「最終出社日」の2つを決めます。
「退職日」と「最終出社日」は何が違う?
「退職日」は雇用契約が終了する日、「最終出社日」は実際に勤務する最後の日です。有給休暇を退職前にまとめて取得する場合、2つの日付は離れます。
有給休暇をまとめて取得したい場合は、休日と勤務日を数え、最終出社日までに引き継ぎを進める日程を組みましょう。残る業務がある場合は、期限・現在の状況・資料の保管場所を一覧にして上司に共有し、引き継ぐ範囲と受け手を確認します。
引き継ぎ準備は何から整理すればよい?
引き継ぎの準備では、担当業務、進行中の案件、期限、関係者、資料の保管場所の5項目を整理します。整理した内容は、退職を伝えた後に上司や後任者と確認し、残された期間で対応する業務の優先順位を決めましょう。
引き継ぎが間に合うか不安な方は、引き継ぎ不安を解消する進め方も参考になります。
引き継ぎ資料の作り方はどう選ぶ?
引き継ぎ資料の作り方は、「資料の量」「残り日数」「出典の確認しやすさ」の3つの基準で選びます。以下の表は、退職準備で手間がかかりやすい「進行中の案件と直近の動きの把握」を軸に整理しました(※2026年10月27日時点)。
| 作り方 | 向いている状況 | 手間・費用 | 出典の確認 |
|---|---|---|---|
| BATON/BATON Personal【PR】 | 資料が多く、引き継ぎ書を書く時間を取りにくい | 法人向け:55,000円(税込)から。本人向けPersonal:無料で作成できます。すべての項目の表示とダウンロードは基本料金+AI処理費(資料の量で変わり、購入の前に表示します) | 元資料へのリンクを保持 |
| 自分で一から手書き | 担当業務が少なく、日数に余裕がある | 作成・確認の時間が必要 | 自分で資料の場所を書き添える |
| 一般的な引き継ぎテンプレート | 項目の抜け漏れを防ぎたい | テンプレートの料金を確認。記入は手作業 | 元資料の場所を各項目に記入 |
資料が多く、最終出社日までに引き継ぎ書を書く時間を取りにくい場合は、残った資料から業務を整理するBATONを検討できます。会社が退職者の資料を整理する場合は法人向けBATON、本人が自分の仕事を棚卸しする場合はBATON Personalが対象です。会社の資料をPersonalで処理する場合は、会社の承認が必要です。引き継ぎがうまくいかない典型例は、引き継ぎ失敗の原因と対策にまとめています。
STEP 5:直属の上司に「口頭」でアポを取る
準備が整ったら、直属の上司に個別の面談時間を設けてもらいます。いきなり退職届を出すのではなく、まず口頭で15分ほどの時間をもらうのが円滑に進めるコツです。
上司への声のかけ方は?
声をかけるときは、次のように伝えます。
- 「個人的なことでお話ししたいことがあります。本日か明日、15分ほどお時間をいただけますか」
場所は会議室など、周囲に聞かれず落ち着いて話せる場所を調整しましょう。
面談では何を伝える?
面談では、退職を決めたこと、希望する退職日、引き継ぎの考えの3点を簡潔に伝えます。STEP 3で整理した「理由 → 意思 → 希望日」の順番がそのまま使えます。
面談後に何を確認・記録する?
面談の後は、退職届の提出先や提出日、有給休暇の取得予定、社内への周知時期を確認します。
申し出た日と話し合った内容は記録しておきましょう。日程や手続きについて認識の違いが残らないようにするためです。
退職したいけどまず何から始めるべきでBATONができること【PR】
BATONは、選択したフォルダの資料から直近90日の動きや進行中の案件を整理し、退職準備のうち引き継ぎ資料の作成を支えます。退職日の調整や引き継ぐ範囲・受け手は、上司と決めます。
退職する本人が自分の仕事を整理する場合は、BATON Personalを利用できます。自分のフォルダにある書類などから、仕事の棚卸しと引き継ぎ資料を作り、人が読める引き継ぎシートとAIに渡せるJSON・MDデータを受け取れます。会社の資料を含む場合は、処理と成果物の整理について会社の承認が必要です。承認のない会社資料は対象にできず、成果物を社外へ持ち出したり私物の環境に保存したりする場合にも会社の承認が必要です。
BATONの主な特徴は次のとおりです。
- 取引先、進行中の案件、金額・契約期間、定期業務、直近90日の動きを一覧化
- 根拠となる元資料へのリンク(対応関係)を保持
- フォルダの読み取りと確認はブラウザ内で行い、整理時に確認した本文の抜粋をBATONのAPI経由で指定のAIへ送信
- 元ファイルの変更・削除は行わない
- 本人確認・人事・給与・口座の語を含むファイル名は中身を読まないため、送信前に対象範囲を画面で確認
本人向けのBATON Personalは無料で作成できます。すべての項目の表示とダウンロードは基本料金+AI処理費(資料の量で変わり、購入の前に表示します)です。法人向けBATONは55,000円(税込・税別50,000円)からで、全部込みプランは99,000円(税込・税別90,000円)です。いずれも1名・1回の支払いで月額はなく、支払い前に無料の件数チェックができます(2026年10月27日時点)。
担当資料が多く、引き継ぎ書を書く時間を取りにくい場合は、資料から分かることと確認が必要なことを整理して後任や上司に渡せます。資料が数点で済み、自分で一覧を作れる場合は、手作業も選択肢です。本人に残る仕事の棚卸しや職務経歴書に足せるスキルについては、退職者本人が利用する意味で解説しています。
よくある質問
退職の申し出や生活費、引き継ぎについての疑問に答えます。
退職したいとき、まず何から始めればいい?
まず就業規則と雇用契約書で、退職の申し出期限、申し出先、必要書類を確認します。その後、転職と生活費の計画、退職理由の整理、退職日の設定、上司へのアポの順に進めます。
退職を伝える時期は何か月前が目安?
まず就業規則の期限を確認し、「退職日の1か月前まで」などの定めがあれば、それに沿って逆算します。期間の定めのない雇用契約では、民法上、申し入れから原則として2週間で契約が終了しますが、円滑に進めるなら社内の手続きに沿って余裕を持って申し出ましょう。
退職後に転職活動するなら、貯金はいくらあれば安心?
毎月の生活費×収入のない期間で計算します。生活費が20万円で4か月を想定するなら80万円が必要で、税金、健康保険料、年金保険料、転職活動費は別に見込みます。
退職理由に家庭の事情を作ってもいい?
実際にはない家庭事情や転居予定を作る必要はありません。「今後は別の分野で経験を積みたい」など、事実に沿った自分の方向性を簡潔に伝えれば十分です。
いきなり退職届を出してもいい?
まず直属の上司に口頭で15分ほどの面談時間をもらいましょう。退職届の提出先や提出日は、面談の中で確認するのが円滑です。
引き継ぎ資料の作成を外部サービスに頼むと費用はいくら?
本人が自分の仕事を整理するBATON Personalは無料で作成できます。すべての項目の表示とダウンロードは基本料金+AI処理費(資料の量で変わり、購入の前に表示します)です。会社が利用する法人向けBATONは55,000円(税込・税別50,000円)からで、全部込みプランは99,000円(税込・税別90,000円)です。いずれも1名・1回の支払いで月額はなく、支払い前に無料の件数チェックができます(2026年10月27日時点)。
BATONは退職者本人でも使える?
はい。退職する本人が自分の仕事を棚卸しする場合は、BATON Personalを利用できます。会社の資料を含む処理・成果物の整理には会社の承認が必要で、承認のない会社資料は対象にできません。本人に確認できない場面で会社が残された資料を整理する場合は、法人向けBATONが対象です。
まとめ
退職したいときは、就業規則で申し出期限を調べ、転職と生活費を計画し、理由と日程を整理してから、直属の上司に15分ほどの面談を依頼します。民法上の2週間と就業規則の期限、「退職日」と「最終出社日」の違いを押さえておくと、手続きの行き違いを防げます。
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